【秋の季語】新松子

【秋の季語=晩秋(10月)】新松子


「しんちじり」。歴史的仮名遣いだと「しんちぢり」。その年に新しくできた松毬のこと。まだ青くて固い。


【新松子(上五)】
新松子父を恋ふ日としたりけり 石田波郷
新松子この単線を小諸まで 大井雅人

【新松子(中七)】

【新松子(下五)】
雨しよぼに掬ひあげよか新松子 加藤郁乎
竹生島つねに正面新松子  井沢正江
石よりも固くなりたき新松子 後藤比奈夫
流木の裏はにぎやか新松子 渋川京子
ひとの嬰をふはりと抱きぬ新松子 嶋田麻紀
酒代へて亦酒すすむ新松子 小澤 實

【その他】
異質のごと新しき松かさ草に正坐 金子兜太


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