夏の季語

【夏の季語】葉桜

【夏の季語=初夏(5月)】葉桜

桜の花が散って「若葉」が出はじめた頃から、「新緑」で覆われた時期までの桜の木、またはその様子のこと。


【葉桜(上五)】
葉桜の中の無数の空さわぐ 篠原梵
葉桜の頃の電車は突つ走る 波多野爽波
葉桜の夜へ手を出すための窓 加倉井秋を
葉桜や蕎麦屋でたのむ玉子焼  鈴木真砂女
葉桜や父のカレーの具だくさん 小島明
葉桜よわれにある疵をてらせよ 大本義幸
葉桜やテニスラリーのぺこぱこと 黒澤あき緒
葉桜やいの一番の鯉の口 渡辺竜樹
葉桜の蔭を男の顔が来る 村上鞆彦

【葉桜(中七)】
椅子持って葉桜抜けて古都の家 川嶋健佑

【葉桜(下五)】



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