
【夏の季語=初夏(5月)】朴の花

ホオノキ(朴の木)の花のこと。花期は晩春から初夏(5 – 6月)、葉が展開した後、枝先に輪生状についた葉の中央に直径 15 – 20 cm ほどの大きな両性花が上向きに咲く。花も葉も大きな樹木。「朴若葉」も夏の季語として詠まれる。
【朴の花(上五)】
朴の花暫くありて風渡る 高野素十
朴の花父を尊ぶごと対し 深見けん二
朴の花の匂いが降りてくる角度 池田澄子
【朴の花(中七)】
終りつつある朴の花なほ匂ふ 高浜年尾
火星近づく朴の木の花かかげ 大木あまり
【朴の花(下五)】
火を投げし如くに雲や朴の花 野見山朱鳥