
【秋の季語=初秋(8月)】送り火(送火)

「お盆」の行事の一つで、帰ってきた死者の魂を現世からふたたびあの世へと送り出す行事である。家庭の玄関先や庭で行われるものから、地域社会の行事として行われるものまで、さまざまな規模で行われている。反対語は「迎え火」。
【送り火(上五)】
送火や母が心に幾佛 高濱虚子
送火をこえてシヨパンの流れけり 石田波郷
送り火に遣らずの雨の降りいでし 岡本眸
送り火のはじめを吾子が点しけり 大石悦子
送り火を焚けば山々遠ざかり 片山由美子
【送り火(中七)】
彼の人の送り火またも燃えしぶる 伊藤伊那男
【送り火(下五)】