「ホトトギス」
-
蛇の衣傍にあり憩ひけり 高濱虚子【季語=蛇の衣(夏)】
蛇の衣傍にあり憩ひけり高濱虚子))このところ朝の散歩が続いている。散歩コースの川に今年も軽鴨の親子が現れたからだ。七時前に通りかかると、鴨の子たちが母鴨に見守られながらぎこちなく川を下る姿が見られる…
-
俳人・広渡敬雄とゆく全国・俳枕の旅【第43回】 淋代海岸と山口青邨
【第43回】淋代海岸と山口青邨広渡敬雄(「沖」「塔の会」)…
-
まどごしに與へ去りたる螢かな 久保より江【季語=蛍(夏)】
まどごしに與へ去りたる螢かな久保より江(くぼ・よりえ)寒暖…
-
麦からを焼く火にひたと夜は来ぬ 長谷川素逝【季語=麦からを焼く?】
麦からを焼く火にひたと夜は来ぬ長谷川素逝(橋本石火『長谷川素逝の百句』)…
-
日蝕の鴉落ちこむ新樹かな 石田雨圃子【季語=新樹(夏)】
日蝕の鴉落ちこむ新樹かな石田雨圃子(いしだ・うほし)休み明…
-
捨て櫂や暑気たゞならぬ皐月空 飯田蛇笏【季語=皐月(夏)】
-
俳人・広渡敬雄とゆく全国・俳枕の旅【第42回】 山中湖と深見けん二
-
白牡丹四五日そして雨どつと 高田風人子【季語=白牡丹(夏)】
-
【結社推薦句】コンゲツノハイク【2022年5月分】
-
春暁のカーテンひくと人たてり 久保ゐの吉【季語=春暁(春)】
-
かゝる世もありと暮しぬ春炬燵 松尾いはほ【季語=春炬燵(春)】
-
蟲鳥のくるしき春を不爲 高橋睦郎【季語=春(春)】