「ホトトギス」
-
ががんぼの何が幸せ不幸せ 今井肖子【季語=ががんぼ(夏)】
ががんぼの何が幸せ不幸せ今井肖子))幸せのハードルは低い方がいい。俳句仲間が言い放った言葉に別の仲間が頭をぶん殴られたような衝撃を受け、いっとき「〇〇ちゃんの名言」として伝道師のように「幸せ…
-
麦藁を束ねる足をあてにけり 奈良鹿郎【季語=麦藁(夏)】
麦藁を束ねる足をあてにけり奈良鹿郎(なら・しかろう)さっき…
-
いちまいの水田になりて暮れのこり 長谷川素逝【季語=水田(夏)】
いちまいの水田になりて暮れのこり)長谷川素逝) 句集『歴日…
-
はしりすぎとまりすぎたる蜥蜴かな 京極杞陽【季語=蜥蜴(夏)】
はしりすぎとまりすぎたる蜥蜴かな京極杞陽(きょうごく・きよう)…
-
而して蕃茄の酸味口にあり 嶋田青峰【季語=トマト(夏)】
而して蕃茄の酸味口にあり嶋田青峰(『青峰集』大正14年)こ…
-
ほととぎす孝君零君ききたまへ 京極杞陽【季語=時鳥(夏)】
-
紙魚の跡たどりて紙魚に逢はんとす 後藤夜半【季語=紙魚(夏)】
-
船室の梅雨の鏡にうつし見る 日原方舟【季語=梅雨(夏)】
-
仔馬にも少し荷を付け時鳥 橋本鶏二【季語=時鳥(夏)】
-
【結社推薦句】コンゲツノハイク【2022年6月分】
-
俳人・広渡敬雄とゆく全国・俳枕の旅【第44回】 安房と鈴木真砂女
-
さくらんぼ洗ひにゆきし灯がともり 千原草之【季語=さくらんぼ(夏)】