「ホトトギス」
-
白魚の命の透けて水動く 稲畑汀子【季語=白魚(春)】
白魚の命の透けて水動く稲畑汀子手前味噌で恐縮だが、筆者が所属している野分会と朔出版が「稲畑汀子俳句集成読書会」を共催している。昨年2月に逝去した稲畑汀子を偲んで「稲畑汀子俳句集成」をより深く読み、本…
-
【結社推薦句】コンゲツノハイク【2023年5月分】
毎月が俳句年鑑! 前月に刊行された俳句結社誌・同人誌の最新号から「(最大)7句」を…
-
滝落したり落したり落したり 清崎敏郎【季語=滝(夏)】
滝落したり落したり落したり清崎敏郎立夏が過ぎ1週間が経った…
-
電車いままつしぐらなり桐の花 星野立子【季語=桐の花(夏)】
電車いままつしぐらなり桐の花)星野立子『立子句集』走る「電…
-
つばめつばめ泥が好きなる燕かな 細見綾子【季語=燕(春)】
つばめつばめ泥が好きなる燕かな)細見綾子今年も燕が来た。留…
-
晴れ曇りおほよそ曇りつつじ燃ゆ 篠田悌二郎【季語=躑躅(春)】
-
恋の神えやみの神や鎮花祭 松瀬青々【季語=鎮花祭(春)】
-
鳴きし亀誰も聞いてはをらざりし 後藤比奈夫【季語=亀鳴く(春)】
-
山又山山桜又山桜 阿波野青畝【季語=山桜(春)】
-
菜の花や部屋一室のラジオ局 相子智恵【季語=菜の花(春)】
-
春風や闘志いだきて丘に立つ 高浜虚子【季語=春風(春)】
-
【結社推薦句】コンゲツノハイク【2023年4月分】