「ホトトギス」

  1. 誰もみなコーヒーが好き花曇 星野立子【季語=花曇(春)】

    誰もみなコーヒーが好き花曇星野立子(「春雷」)人間の嗜好についての敢えての断定と季語の取り合わせという、けっこう大胆な詠みぶりの句。俳句において「~愛す」という言い回しは時折見るように思うけれども、…

  2. こぼれたる波止の鮊子掃き捨てる 桑田青虎【季語=鮊子(春)】

    こぼれたる波止の鮊子掃き捨てる桑田青虎先週は春を告げる野菜…

  3. とれたてのアスパラガスのやうな彼 山田弘子【季語=アスパラガス(春)】

    とれたてのアスパラガスのやうな彼山田弘子春を告げる鳥がウグ…

  4. 【結社推薦句】コンゲツノハイク【2023年3月分】

    毎月が俳句年鑑! というわけで、前月に刊行された俳句結社誌・同人誌の最新号から「(…

  5. 雛節句一夜過ぎ早や二夜過ぎ 星野立子【季語=雛節句(春)】

    雛節句一ト夜過ぎ早や二タ夜過ぎ星野立子今日は3月3日金曜日…

  6. 鎌倉を驚かしたる余寒あり 高濱虚子【季語=余寒(春)】

  7. 【結社推薦句】コンゲツノハイク【2023年2月分】

  8. 薄氷の吹かれて端の重なれる 深見けん二【季語=薄氷(冬)】

  9. 恐るべき八十粒や年の豆 相生垣瓜人【季語=年の豆(冬)】

  10. 消すまじき育つるまじき火は埋む 京極杞陽【季語=埋火(冬)】

  11. わが知れる阿鼻叫喚や震災忌 京極杞陽【季語=震災忌(秋)】

  12. 龍の玉深く蔵すといふことを 高浜虚子【季語=龍の玉(新年)】

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