「ホトトギス」
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ふところに四万六千日の風 深見けん二【季語=四万六千日(夏)】
ふところに四万六千日の風深見けん二 初めて四万六千日詣をしたのは俳句と出会う前だった。怪談企画を扱うことになり、同僚とお参りに行った方が良いのではないかという話になった。「どうせならこんなお得な話が…
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買はでもの朝顔市も欠かされず 篠塚しげる【季語=朝顔市(夏)】
買はでもの朝顔市も欠かされず草間時彦 朝顔市が賑わっている…
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「我が毒」ひとが薄めて名薬梅雨永し 中村草田男【季語=梅雨(夏)】
「我が毒」ひとが薄めて名薬梅雨永し)中村草田男 「萬緑」創…
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少し派手いやこのくらゐ初浴衣 草間時彦【季語=初浴衣(夏)】
少し派手いやこのくらゐ初浴衣草間時彦 先週末、夏の訪れを告…
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鶏鳴の多さよ夏の旅一歩 中村草田男【季語=夏の旅(夏)】
鶏鳴の多さよ夏の旅一歩)中村草田男 掲句は第四句集『来し方…
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赤ばかり咲いて淋しき牡丹かな 稲畑汀子【季語=牡丹(夏)】
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夏至白夜濤たちしらむ漁港かな 飯田蛇笏【季語=夏至白夜(夏)】
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虹の後さづけられたる旅へ発つ 中村草田男【季語=虹(夏)】
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紫陽花のパリーに咲けば巴里の色 星野椿【季語=紫陽花(夏)】
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厚餡割ればシクと音して雲の峰 中村草田男【季語=雲の峰(夏)】
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【結社推薦句】コンゲツノハイク【2023年6月分】
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妻のみ恋し紅き蟹などを歎かめや 中村草田男【季語=蟹(夏)】