「ホトトギス」

  1. ふところに四万六千日の風 深見けん二【季語=四万六千日(夏)】

    ふところに四万六千日の風深見けん二 初めて四万六千日詣をしたのは俳句と出会う前だった。怪談企画を扱うことになり、同僚とお参りに行った方が良いのではないかという話になった。「どうせならこんなお得な話が…

  2. 買はでもの朝顔市も欠かされず 篠塚しげる【季語=朝顔市(夏)】

    買はでもの朝顔市も欠かされず草間時彦 朝顔市が賑わっている…

  3. 「我が毒」ひとが薄めて名薬梅雨永し 中村草田男【季語=梅雨(夏)】

    「我が毒」ひとが薄めて名薬梅雨永し)中村草田男 「萬緑」創…

  4. 少し派手いやこのくらゐ初浴衣 草間時彦【季語=初浴衣(夏)】

    少し派手いやこのくらゐ初浴衣草間時彦 先週末、夏の訪れを告…

  5. 鶏鳴の多さよ夏の旅一歩 中村草田男【季語=夏の旅(夏)】

    鶏鳴の多さよ夏の旅一歩)中村草田男 掲句は第四句集『来し方…

  6. 赤ばかり咲いて淋しき牡丹かな 稲畑汀子【季語=牡丹(夏)】

  7. 夏至白夜濤たちしらむ漁港かな 飯田蛇笏【季語=夏至白夜(夏)】

  8. 虹の後さづけられたる旅へ発つ 中村草田男【季語=虹(夏)】

  9. 紫陽花のパリーに咲けば巴里の色 星野椿【季語=紫陽花(夏)】

  10. 厚餡割ればシクと音して雲の峰 中村草田男【季語=雲の峰(夏)】

  11. 【結社推薦句】コンゲツノハイク【2023年6月分】

  12. 妻のみ恋し紅き蟹などを歎かめや 中村草田男【季語=蟹(夏)】

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