1. さわやかにおのが濁りをぬけし鯉 皆吉爽雨【季語=爽やか(秋)】

    さわやかにおのが濁りをぬけし鯉皆吉爽雨 週末に体調を崩した。リハビリ代わりに散歩したいところだがまだ暑くて体力的にも無理がかかりそう。そこで懸案の部屋掃除に着手した。不要な書類がどっさりでてきた。い…

  2. 夏が淋しいジャングルジムを揺らす 五十嵐秀彦【季語=夏(夏)】

    夏が淋しいジャングルジムを揺らす五十嵐秀彦もう8月が終わる…

  3. 「月光」旅館/開けても開けてもドアがある 高柳重信

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  4. わが恋人涼しチョークの粉がこぼれ 友岡子郷【季語=涼し(夏)】

    わが恋人涼しチョークの粉がこぼれ友岡子郷(『遠方』) チョ…

  5. 「我が毒」ひとが薄めて名薬梅雨永し 中村草田男【季語=梅雨(夏)】

    「我が毒」ひとが薄めて名薬梅雨永し)中村草田男 「萬緑」創…

  6. 金魚屋が路地を素通りしてゆきぬ 菖蒲あや【季語=金魚(夏)】

  7. いつまでも死なぬ金魚と思ひしが 西村麒麟【季語=金魚(夏)】

  8. 青葉冷え出土の壺が山雨呼ぶ 河野南畦【季語=青葉冷(夏)】

  9. つばめつばめ泥が好きなる燕かな 細見綾子【季語=燕(春)】

  10. 妻が言へり杏咲き満ち恋したしと 草間時彦【季語=杏の花(春)】

  11. 誰もみなコーヒーが好き花曇 星野立子【季語=花曇(春)】

  12. 死因の一位が老衰になる夕暮れにイチローが打つきれいな当たり 斉藤斎藤

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