梅雨
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「我が毒」ひとが薄めて名薬梅雨永し 中村草田男【季語=梅雨(夏)】
「我が毒」ひとが薄めて名薬梅雨永し)中村草田男 「萬緑」創刊から6年後、第5句集『銀河依然』刊行の前年の昭和27年(1952/草田男51歳)に、母ミネが逝去した。その年の5月には四女の依子氏が生まれ…
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さよならと梅雨の車窓に指で書く 長谷川素逝【季語=梅雨(夏)】
さよならと梅雨の車窓に指で書く長谷川素逝(『三十三才』『定本素逝集』)…
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ふところに乳房ある憂さ梅雨ながき 桂信子【季語=梅雨(夏)】
ふところに乳房ある憂さ梅雨ながき桂信子(『女身』) 梅雨の…
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船室の梅雨の鏡にうつし見る 日原方舟【季語=梅雨(夏)】
船室の梅雨の鏡にうつし見る日原方舟(ひはら・ほうしゅう)梅…
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「野崎海芋のたべる歳時記」カオマンガイ
カオマンガイRiz au poulet hainanais…
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シゴハイ【第3回】脇本浩子(イタリア食文化文筆・翻訳家)
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抱く吾子も梅雨の重みといふべしや 飯田龍太【季語=梅雨(夏)】