1. 逢いたいと書いてはならぬ月と書く 池田澄子【季語=月(秋)】

    逢いたいと書いてはならぬ月と書く池田澄子先週、合唱の話をしましたが、2020年から2022年の3年間はCOVID 19の蔓延により、市民合唱祭が開催できませんでした。合唱をすること自体が、数…

  2. 片足はみづうみに立ち秋の人 藤本夕衣【季語=秋(秋)】

    片足はみづうみに立ち秋の人藤本夕衣私は俳句のほかに合唱もや…

  3. けふあすは誰も死なない真葛原 飯島晴子【季語=葛の花(秋)】

    けふあすは誰も死なない真葛原)飯島晴子 では明後日は誰かが…

  4. ラグビーのゴールは青き空にあり 長谷川櫂【季語=ラグビー(冬)】

    ラグビーのゴールは青き空にあり長谷川櫂 ラグビーのワールド…

  5. 昼の虫手紙はみんな恋に似て 細川加賀【季語=昼の虫(秋)】

    昼の虫手紙はみんな恋に似て細川加賀(『細川加賀全句集』) …

  6. 婿は見えたり見えなかつたり桔梗畑 飯島晴子【季語=桔梗(秋)】

  7. いちじくはジャムにあなたは元カレに 塩見恵介【季語=いちじく(秋)】

  8. 太る妻よ派手な夏着は捨てちまへ ねじめ正也【季語=夏着(夏)】

  9. よし切りや水車はゆるく廻りをり 高浜虚子【季語=葭切(夏)】

  10. すきとおるそこは太鼓をたたいてとおる 阿部完市

  11. 妹は滝の扉を恣 小山玄紀【季語=滝(夏)】

  12. きつかけはハンカチ借りしだけのこと 須佐薫子【季語=ハンカチ(夏)】

おすすめ記事

  1. 神保町に銀漢亭があったころ【第107回】石川洋一
  2. さういへばもう秋か風吹きにけり 今井杏太郎【季語=秋風(秋)】
  3. 流氷は嘶きをもて迎ふべし 青山茂根【季語=流氷(春)】
  4. 雨だれを聴きて信濃の濁り酒 德田千鶴子【季語=濁り酒(秋)】
  5. 【連載】歳時記のトリセツ(10)/小津夜景さん

Pickup記事

  1. 神保町に銀漢亭があったころ【第46回】小野寺清人
  2. 死なさじと肩つかまるゝ氷の下 寺田京子【季語=氷(冬)】
  3. 蝶落ちて大音響の結氷期 富沢赤黄男【季語=結氷期(冬)】
  4. 倉田有希の「写真と俳句チャレンジ」【第1回】
  5. まはし見る岐阜提灯の山と川 岸本尚毅【季語=岐阜提灯(夏)】
PAGE TOP