永田耕衣
-
虎の上に虎乗る春や筥いじり 永田耕衣【季語=春(春)】
虎の上に虎乗る春や筥いじり)(永田耕衣永田耕衣の俳句を読んでいると、なにか珍しい骨董品を見ているような感覚に陥ることがある。私は骨董品に詳しいわけでもないけれど、手にとっていろんな角度から、…
-
休みの日晝まで霜を見てゐたり 永田耕衣【季語=霜(冬)】
休みの日晝まで霜を見てゐたり永田耕衣畳にごろんと寝転んで、…
-
野分吾が鼻孔を出でて遊ぶかな 永田耕衣【季語=野分(秋)】
野分吾が鼻孔を出でて遊ぶかな)永田耕衣「驢鳴集」(昭和27…
-
みちのくに生まれて老いて萩を愛づ 佐藤鬼房【季語=萩(秋)】
みちのくに生まれて老いて萩を愛づ佐藤鬼房(『幻夢』2004年)…
-
白梅や天没地没虚空没 永田耕衣【季語=白梅(春)】
白梅や天没地没虚空没永田耕衣(「而今・只今」2013年沖積舎)…
-
「野崎海芋のたべる歳時記」ゼブラのガトー
-
俳人・広渡敬雄とゆく全国・俳枕の旅【第8回】印南野と永田耕衣
-
馬鈴薯の顔で馬鈴薯掘り通す 永田耕衣【季語=馬鈴薯(秋)】