
【秋の季語=仲秋(9月)】宵闇
季語としては単なる夕闇のことではなく、旧暦8月16日から20日頃の、月の出が遅い夜の闇のことを指す。
16日の「十六夜」、17日の「立待月」、18日の「居待月」、19日の「寝待月」、20日「更待月」に連なる季語である。
歴史的仮名遣いだと「よひやみ」。

【宵闇(上五)】
宵闇に臥て金星に見まもらる 日野草城
宵闇を流れし水と町に入る 榎本冬一郎
宵闇の牛の温みとすれちがふ 細川加賀
宵闇の末の松山より少年 高野ムツオ
宵闇の小伝馬町を透かしみる 富士眞奈美
宵闇やわれより熱き犬の胸 高木一惠
【宵闇(中七)】
【宵闇(下五)】