
【夏の季語=三夏(5月〜7月)】松蘿(さるおがせ)
さるおがせ。歴史的仮名遣いは「さるをがせ」。漢字で書くと「猿尾枷」または「猿麻桛」。松などの針葉樹林にかかるため「松蘿」という字を当てることもある。サルオガセは、樹皮に付着して垂れ下がる白緑色の糸状の地衣の総称である。空気中の水分を吸い取って光合成を行う。日本ではヨコワサルオガセやアカサルオガセをはじめ、およそ40種類確認されており、世界では600種以上と言われる。ヨコワサルオガセはリトマス試験紙の原料となる。

【さるおがせ(上五)】
さるをがせ見えざる風も見ゆるなり 真鍋呉夫
さるをがせ深山の霧の捲き来たり 矢島無月
【さるおがせ(中七)】
【さるおがせ(下五)】