
【夏の季語=晩夏(7月)】四万六千日
観音菩薩の縁日で、その日に参拝すると46000日分(約126年!)の功徳(ご利益)が得られるとされる。
この日には、浅草で夏の風物詩である「鬼灯市」が行われることで知られている。

【四万六千日(上五)】
四万六千日一天雲の無きならひ 水原秋櫻子
四万六千日子忘れの日を賜らず 山田みづえ
四万六千日の山なすカルメ焼 斉藤夏風
四万六千日飢餓絵図の婆靴磨く 黒田杏子
四万六千日詣の済みし大ごゑぞ 辻桃子
四万六千日夕映に柱あり 藺草慶子
四万六千日人混みにまぎれねば 石田郷子
四万六千日ももいろのはとの足 石田郷子
【四万六千日(中七)】
ふところに四万六千日の風 深見けん二
滝なすや四万六千日の雨 有馬朗人
鐘ひゞく四万六千日の風 星野椿
ひそひそと四万六千日の猫 菊田一平
【四万六千日(下五)】
手をつなぎあゆめり四万六千日 松尾隆信
【ほかの季語と】