【夏の季語】蚋


【夏の季語=三夏(5〜7月)】蚋

「ぶよ」ないしは「ぶゆ」。英語ではBlack fly。関西では「蟆子」(ぶと)といわれることもある。ヒトなどの哺乳類や鳥類から吸血する衛生害虫である。ブユの幼虫は渓流で生活しているため、成虫は渓流の近くや山中、キャンプ場などで多く見られる。刺されるとかなり痛い。場合によっては、激しい痒みや疼痛、発熱の症状が1~2週間程現れる(ブユ刺咬症、ブユ刺症)。


【蚋(上五)】
蚋が出る大和の日暮山ばかり 右城暮石

【蚋(中七)】
日光や蚋は居れどもよい処 正岡子規

【蚋(下五)】
晩涼の父を見てをれど蚋なかず 三橋敏雄



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