「藍生」

  1. 抱きしめてもらへぬ春の魚では 夏井いつき【季語=春の魚(春)】

    抱きしめてもらへぬ春の魚では夏井いつき(『伊月集』)春の魚というと鰊(にしん)や公魚(わかさぎ)、桜鯛などが思い浮かぶ。確かに抱きしめるほどの大きさではない。鰆(さわら)になると1メートルを超すこと…

  2. 卒業歌ぴたりと止みて後は風 岩田由美【季語=卒業歌(春)】

    卒業歌ぴたりと止みて後は風岩田由美今日は、「3月9日」。日…

  3. 足跡が足跡を踏む雪野かな 鈴木牛後【季語=雪野(冬)】 

    足跡が足跡を踏む雪野かな)(鈴木牛後(「北海道俳句年鑑2023」より)…

  4. 俳人・広渡敬雄とゆく全国・俳枕の旅【第68回】 那須野ヶ原と黒田杏子

    【第68回】那須野ヶ原と黒田杏子広渡敬雄(「沖」「塔の会」)…

  5. 夏が淋しいジャングルジムを揺らす 五十嵐秀彦【季語=夏(夏)】

    夏が淋しいジャングルジムを揺らす五十嵐秀彦もう8月が終わる…

  6. はるかよりはるかへ蜩のひびく 夏井いつき【季語=蜩(秋)】

  7. ぽつぺんを吹くたび変はる海の色 藺草慶子【季語=ぽつぺん(新年)】

  8. 恋の句の一つとてなき葛湯かな 岩田由美【季語=葛湯(冬)】

  9. 遅れ着く小さな駅や天の川 髙田正子【季語=天の川(秋)】

  10. きりんの子かゞやく草を喰む五月 杉山久子【季語=五月(夏)】

  11. 鏡台や猟銃音の湖心より 藺草慶子【季語=猟(冬)】

  12. 【連載】俳人のホンダナ!#3 三島広志

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  5. 鷹鳩と化して大いに恋をせよ 仙田洋子【季語=鷹鳩と化す(春)】

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  4. 麦藁を束ねる足をあてにけり   奈良鹿郎【季語=麦藁(夏)】
  5. 氷に上る魚木に登る童かな 鷹羽狩行【季語=紅梅(春)】
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