正岡子規
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おとつさんこんなに花がちつてるよ 正岡子規【季語=花散る(春)】
おとつさんこんなに花がちつてるよ)正岡子規)季語は「花散る」。散っているのはもちろん桜の花である。講談社版『子規全集』では明治二十五年作の抹消句として掲載されている。同全集の「解題」には「これらの抹…
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蛤の吐いたやうなる港かな 正岡子規【季語=蛤(春)】
蛤の吐いたやうなる港かな)正岡子規)季語は「蛤」なのか蜃気…
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春や昔十五万石の城下哉 正岡子規【季語=春(春)】
春や昔十五万石の城下哉)正岡子規)季語は「春」。『寒山落木…
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菜の花やはつとあかるき町はつれ 正岡子規【季語=菜の花(春)】
菜の花やはつとあかるき町はつれ)正岡子規)季語は「菜の花」…
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死はいやぞ其きさらぎの二日灸 正岡子規【季語=二日灸(春)】
死はいやぞ其きさらぎの二日灸)正岡子規)下五が春の季語。こ…
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澤龜の萬歳見せう御國ぶり 正岡子規【季語=萬歳(新年)】
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柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 正岡子規【季語=柿(秋)】
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【連載】もしあの俳人が歌人だったら Session#7
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子規逝くや十七日の月明に 高浜虚子【季語=月明(秋)】
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南海多感に物象定か獺祭忌 中村草田男【季語=獺祭忌(秋)】
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柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 正岡子規【季語=柿(秋)】
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松山藩主松平定行公と東野、高浜虚子や今井つる女が訪れた茶屋について(2)