季語・歳時記

【秋の季語】秋分

【秋の季語=仲秋(9月)】秋分

秋の半ばと書くとおり、「立秋」と「立冬」のちょうど中間にあたる。

仏教においては、春分と秋分が彼岸である西方浄土への距離がもっとも短くなる日とされ、「秋分」は「秋彼岸」の中日とされる。「暑さ寒さも彼岸まで」といわれるように、この時期から徐々に秋の気配が強まってくる。「秋分の日」は国民の祝日として制定されている。

太陽の高さを基準にした二十四節気のうち秋の四番目となる。


【秋分(上五)】

【秋分(中七)】
嶺聳(そばだ)ちて秋分の闇に入る 飯田龍太

【秋分(下五)】


  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

関連記事

  1. 【夏の季語】髪洗う
  2. 【冬の季語】毛糸編む
  3. 【春の季語】月朧
  4. 【春の季語】バレンタインの日(バレンタインデー)
  5. 【新年の季語】初句会
  6. 【冬の季語】蓮根掘る
  7. 【秋の季語】霧
  8. 【春の季語】旧正

おすすめ記事

  1. 神保町に銀漢亭があったころ【第115回】今田宗男
  2. 俳人・広渡敬雄とゆく全国・俳枕の旅【第18回】塩竈と佐藤鬼房
  3. 俳人・広渡敬雄とゆく全国・俳枕の旅【番外ー5】 北九州市・八幡と山口誓子
  4. またわたし、またわたしだ、と雀たち 柳本々々
  5. 愛情のレモンをしぼる砂糖水 瀧春一【季語=砂糖水(夏)】
  6. 鹿の映れるまひるまのわが自転車旅行 飯島晴子【季語=鹿(秋)】
  7. 本州の最北端の氷旗 飯島晴子【季語=氷旗(夏)】
  8. 【春の季語】春
  9. 【春の季語】雛あられ
  10. 【夏の季語】花蓮

Pickup記事

  1. きりんの子かゞやく草を喰む五月 杉山久子【季語=五月(夏)】
  2. 【冬の季語】ストーブ
  3. 【夏の季語】夏の月
  4. 神保町に銀漢亭があったころ【第55回】小川洋
  5. 【夏の季語】麦茶/麦湯
  6. 逢曳や冬鶯に啼かれもし 安住敦【季語=冬鶯(冬)】
  7. 稲妻となつてお前を喜ばさう 竹岡一郎【季語=稲妻(秋)】
  8. 【春の季語】二月
  9. 冬と云ふ口笛を吹くやうにフユ 川崎展宏【季語=冬(冬)】
  10. 【冬の季語】日向ぼこ
PAGE TOP