「銀化」

  1. おそろしき一直線の彼方かな 畠山弘

    おそろしき一直線の彼方かな)畠山弘現代俳句協会編 『昭和俳句作品年表 戦後篇 昭和21年~45年』東京堂出版、2017年、123頁[昭和26年の部より])掲句、句材の単純さにおいてはなかなかに類を見…

  2. 片蔭の死角から攻め落としけり 兒玉鈴音【季語=片蔭(夏)】

    片蔭の死角から攻め落としけり)兒玉鈴音『第24回俳句甲子園公式作品集』(2…

  3. 復讐の馬乗りの僕嗤っていた 福田若之

    復讐の馬乗りの僕嗤っていた)福田若之句集『自生地』(東京四季出版、2017…

  4. 年玉受く何も握れぬ手でありしが 髙柳克弘【季語=年玉(新年)】

    年玉受く何も握れぬ手でありしが)髙柳克弘(『俳壇』2022年1月号))…

  5. 【結社推薦句】コンゲツノハイク【2022年2月分】

    セクト・ポクリットでは2021年1月より、「コンゲツノハイク」をはじめてちょうど1…

  6. 嗚呼これは温室独特の匂ひ 田口武【季語=温室(冬)】

  7. 鉄瓶の音こそ佳けれ雪催 潮田幸司【季語=雪催(冬)】

  8. 血を血で洗ふ絨毯の吸へる血は 中原道夫【季語=絨毯(冬)】

  9. 【結社推薦句】コンゲツノハイク【2022年1月分】

  10. 賀の客の若きあぐらはよかりけり 能村登四郎【季語=賀客(新年)】

  11. 火事かしらあそこも地獄なのかしら 櫂未知子【季語=火事(冬)】

  12. 【連載】もしあの俳人が歌人だったら Session#9

おすすめ記事

  1. 蟷螂の怒りまろびて掃かれけり 田中王城【季語=蟷螂(秋)】
  2. 花臭木に蝶のせはしや浮かび沈み 本井英【季語=臭木の花(秋)】
  3. ひめはじめ昔男に腰の物 加藤郁乎【季語=ひめ始(新年)】
  4. 遅れて着く花粉まみれの人喰沼 飯島晴子【無季】
  5. 夏落葉降るや起ちても座りても 宇多喜代子【季語=夏落葉(夏)】

Pickup記事

  1. 【冬の季語】人参
  2. 【連載】久留島元のオバケハイク【第2回】「桂男」
  3. 【冬の季語】狐
  4. 【読者参加型】コンゲツノハイクを読む【2022年1月分】
  5. 青葉冷え出土の壺が山雨呼ぶ 河野南畦【季語=青葉冷(夏)】
PAGE TOP