の
-
初花や竹の奥より朝日かげ 川端茅舎【季語=初花(春)】
初花や竹の奥より朝日かげ(川端茅舎かわばた・ぼうしゃみなさん、いかがおすごしでしたか。いやはや、1年3か月とは長いような短いような、いずれにしても、お久しぶりでございます。セクト・ポクリットも3年半…
-
エリックのばかばかばかと桜降る 太田うさぎ【季語=桜(春)】
エリックのばかばかばかと桜降る太田うさぎ(『俳コレ』)昔の…
-
春雷の一喝父の忌なりけり 太田壽子【季語=春雷(春)】
春雷の一喝父の忌なりけり太田壽子ある春の日、雷が鳴った。職…
-
百合のある方と狐のゐる方と 小山玄紀
百合のある方と狐のゐる方と小山玄紀最終回なので、書きたいこ…
-
大風の春葱畠真直来よ 飯島晴子【季語=春葱(春)】
大風の春葱畠真直来よ)飯島晴子『寒晴』は、一気に平易な句風…
-
流氷や宗谷の門波荒れやまず 山口誓子【季語=流氷(春)】
-
青空の暗きところが雲雀の血 高野ムツオ【季語=雲雀(春)】
-
金色の種まき赤児がささやくよ 寺田京子【季語=種蒔(春)】
-
嚙み合はぬ鞄のチャック鳥曇 山田牧【季語=鳥曇(春)】
-
杉の花はるばる飛べり杉のため 山田みづえ【季語=杉の花(春)】
-
少女才長け鶯の鳴き真似する 三橋鷹女【季語=鶯(春)】
-
蜷のみち淡くなりてより来し我ぞ 飯島晴子【季語=蜷(春)】