ハイクノミカタマンスリーゲスト

  1. 水鳥の和音に還る手毬唄 吉村毬子

    水鳥の和音に還る手毬唄)吉村毬子(『手毬唄』))吉村毬子さん、貴女が泉下の俳句國へ赴いてから早五年が過ぎました。その間、貴女が遺した唯一の句集『手毬唄』を時折り繙いては、同じ「LOTUS」同人として…

  2. あつ雉子あつ人だちふ目が合うて 西野文代【季語=雉子(春)】

    あつ雉子あつ人だちふ目が合うて)西野文代)我が家の裏手には…

  3. 未生以前の石笛までも刎ねる 小野初江

    未生以前の石笛までも刎ねる)小野初江)掲句との出会いはおよ…

  4. 大利根にほどけそめたる春の雲 安東次男【季語=春の雲(春)】

    大利根にほどけそめたる春の雲)安東次男)大阪で生まれ育った…

  5. 回廊をのむ回廊のアヴェ・マリア 豊口陽子

    回廊をのむ回廊のアヴェ・マリア)豊口陽子(『藪姫』))その…

  6. 春愁は人なき都会魚なき海 野見山朱鳥【季語=春愁(春)】

  7. おとつさんこんなに花がちつてるよ 正岡子規【季語=花散る(春)】

  8. 春星や言葉の棘はぬけがたし 野見山朱鳥【季語=春星(春)】

  9. 蛤の吐いたやうなる港かな 正岡子規【季語=蛤(春)】

  10. 春天の塔上翼なき人等 野見山朱鳥【季語=春天(春)】

  11. 春や昔十五万石の城下哉 正岡子規【季語=春(春)】

  12. 廃墟春日首なきイエス胴なき使徒 野見山朱鳥【季語=春日(春)】

おすすめ記事

  1. 【第6回】ポルトガル――北の村祭と人々2/藤原暢子
  2. 【#19】子猫たちのいる場所
  3. 来て見れば来てよかりしよ梅椿 星野立子【季語=梅・椿(春)】
  4. 未婚一生洗ひし足袋の合掌す 寺田京子【季語=足袋(冬)】
  5. 【秋の季語】秋草

Pickup記事

  1. 【冬の季語】毛糸
  2. 俳人・広渡敬雄とゆく全国・俳枕の旅【第12回】高千穂と種田山頭火
  3. 【夏の季語】蝸牛
  4. 海の日の海より月の上りけり 片山由美子【季語=海の日(夏)】
  5. 俳人・広渡敬雄とゆく全国・俳枕の旅【第44回】 安房と鈴木真砂女
PAGE TOP