ハイクノミカタ

1. 

   また一人看取の汗を拭いて来し　三島広志【季語＝汗（夏）】

   また一人看取の汗を拭いて来し　　三島広志　掲句が収められた句集の序文で、黒田杏子が夏井いつきを「日光菩薩」とするなら、三島広志は「月光菩薩」だと書いている。ふたりはほぼ時を同じくして句縁を得たが、夏井がいか…

   • 2020/8/2
   • ハイクノミカタ, 堀切克洋（試験版）
2. 

   両の眼の玉は飴玉盛夏過ぐ　三橋敏雄【季語＝盛夏（夏）】

   両の眼の玉は飴玉盛夏過ぐ三橋敏雄たとえば、目の前に飴玉がご…

   • 2020/8/1
   • ハイクノミカタ, 堀切克洋（試験版）
3. 

   日本の元気なころの水着かな　安里琉太【季語＝水着（夏）】

   日本の元気なころの水着かな安里琉太作者は1994年生まれ。…

   • 2020/7/31
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4. 

   噴水に睡り足らざる男たち　　澤好摩【季語＝噴水（夏）】

   噴水に睡り足らざる男たち　澤好摩噴水の周囲のベンチに、うと…

   • 2020/7/30
   • ハイクノミカタ, 堀切克洋（試験版）
5. 

   なつかしきこと多くなり夜の秋　小島健【季語＝夜の秋（夏）】

   なつかしきこと多くなり夜の秋小島健数学者・岡潔は、『春宵十…

   • 2020/7/29
   • ハイクノミカタ, 堀切克洋（試験版）
6. 

   花言葉なき一生を水中花　杉阪大和【季語＝水中花（夏）】

   • 2020/7/28
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7. 

   星空のととのふまでをバーベキュー　小山玄黙【季語＝バーベキュー（夏）】

   • 2020/7/27
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8. 

   天体のみなしづかなる草いきれ　生駒大祐【季語＝草いきれ（夏）】

   • 2020/7/26
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9. 

   アロハ来て息子の嫁を眺めをり　西村麒麟【季語＝アロハ（夏）】

   • 2020/7/25
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10. 

    昼顔のあれは途方に暮るる色　飯島晴子【季語＝昼顔（夏）】

    • 2020/7/24
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11. 

    生きものの影入るるたび泉哭く　飯島晴子【季語＝泉（夏）】

    • 2020/7/23
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12. 

    敷物のやうな犬ゐる海の家　岡田由季【季語＝海の家（夏）】

    • 2020/7/22
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