ハイクノミカタ

1. 

   コスモスのゆれかはしゐて相うたず      鈴鹿野風呂【季語＝コスモス（秋）】

   コスモスのゆれかはしゐて相うたず鈴鹿野風呂(すずか・のぶろ))十月ですよみなさん、もう、今年は三か月しかないそうですよ、やれやれ。やれやれといえば、これを書いている24時間以内には、ノーベル…

   • 2022/10/7
   • ハイクノミカタ, 阪西敦子
2. 

   秋海棠西瓜の色に咲にけり　松尾芭蕉【季語＝秋海棠（秋）】

   秋海棠西瓜の色に咲にけり松尾芭蕉（角川ソフィア文庫『芭蕉全句集』）…

   • 2022/10/6
   • ハイクノミカタ, 橋本直
3. 

   運動会静かな廊下歩きをり　岡田由季【季語＝運動会（秋）】

   運動会静かな廊下歩きをり)岡田由季絶妙な共感を呼ぶ句なのに…

   • 2022/10/5
   • ハイクノミカタ, マンスリーゲスト
4. 

   老僧の忘れかけたる茸の城 小林衹郊【季語＝茸（秋）】

   老僧の忘れかけたる茸の城)小林衹郊　今朝の信濃毎日新聞読者…

   • 2022/10/4
   • ハイクノミカタ, マンスリーゲスト
5. 

   手に負へぬ萩の乱れとなりしかな　安住敦【季語＝萩（秋）】

   手に負へぬ萩の乱れとなりしかな安住敦（『午前午後』）　萩は…

   • 2022/10/3
   • ハイクノミカタ, 篠崎央子
6. 

   つきの光に花梨が青く垂れてゐる。ずるいなあ先に時が満ちてて　岡井隆

   • 2022/10/2
   • ハイクノミカタ, 安里琉太
7. 

   颱風の去つて玄界灘の月　中村吉右衛門【季語＝颱風・月（秋）】

   • 2022/10/1
   • ハイクノミカタ, 吉田林檎
8. 

   淋しさに鹿も起ちたる馬酔木かな      山本梅史【季語＝鹿（秋）】

   • 2022/9/30
   • ハイクノミカタ, 阪西敦子
9. 

   幾千代も散るは美し明日は三越　攝津幸彦

   • 2022/9/29
   • ハイクノミカタ, 橋本直
10. 

    いちじくを食べた子供の匂ひとか　鴇田智哉【季語＝いちじく（秋）】

    • 2022/9/28
    • ハイクノミカタ, マンスリーゲスト
11. 

    琴墜ちてくる秋天をくらりくらり　金原まさ子【季語＝秋天（秋）】

    • 2022/9/27
    • ハイクノミカタ, マンスリーゲスト
12. 

    九十の恋かや白き曼珠沙華　文挾夫佐恵【季語＝曼珠沙華（秋）】

    • 2022/9/26
    • ハイクノミカタ, 篠崎央子