「街」

  1. 丹田に力を入れて浮いて来い 飯島晴子【季語=浮いて来い(夏)】

    丹田に力を入れて浮いて来い)飯島晴子)平成十二年の作。晴子は七九歳。遺句集『平日』の最後の句。丹田の句は、無茶苦茶な句だ。「浮いて来い」は、そもそも水にふらふら浮いているもの。それに…

  2. 十薬の蕊高くわが荒野なり 飯島晴子【季語=十薬(夏)】

    十薬の蕊高くわが荒野なり)飯島晴子)平成三年の作。晴子は七…

  3. 螢とび疑ひぶかき親の箸 飯島晴子【季語=蛍(夏)】

    螢とび疑ひぶかき親の箸)飯島晴子) 昭和45年の作。晴子は…

  4. 襖しめて空蟬を吹きくらすかな 飯島晴子【季語=空蟬(夏)】

    襖しめて空蟬を吹きくらすかな)飯島晴子) 昭和四九年の作。…

  5. 【結社推薦句】コンゲツノハイク【2022年6月分】

    セクト・ポクリットでは2021年1月より、「コンゲツノハイク」をはじめました。前月…

  6. でで虫の繰り出す肉に後れをとる 飯島晴子【季語=でで虫(夏)】

  7. 【結社推薦句】コンゲツノハイク【2022年5月分】

  8. 【結社推薦句】コンゲツノハイク【2022年4月分】

  9. 【結社推薦句】コンゲツノハイク【2022年3月分】

  10. 【結社推薦句】コンゲツノハイク【2022年2月分】

  11. 【結社推薦句】コンゲツノハイク【2022年1月分】

  12. 【結社推薦句】コンゲツノハイク【2021年12月分】

おすすめ記事

  1. 死因の一位が老衰になる夕暮れにイチローが打つきれいな当たり 斉藤斎藤
  2. 春の日やあの世この世と馬車を駆り 中村苑子【季語=春の日(春)】
  3. クリスマス近づく部屋や日の溢れ 深見けん二【季語=クリスマス(冬)】
  4. 火達磨となれる秋刀魚を裏返す 柴原保佳【季語=秋刀魚(秋)】
  5. 赤い月にんげんしろき足そらす 富澤赤黄男【季語=月(秋)】

Pickup記事

  1. 【冬の季語】悴む
  2. 【夏の季語】サマーセーター/サマーニット
  3. 神保町に銀漢亭があったころ【第78回】脇本浩子
  4. 【連載】加島正浩「震災俳句を読み直す」第6回
  5. 大年やおのづからなる梁響 芝不器男【季語=大年(冬)】
PAGE TOP