かな

  1. 利根川のふるきみなとの蓮かな 水原秋櫻子【季語=蓮(夏)】

    利根川のふるきみなとの蓮かな水原秋櫻子(『葛飾』)もともとは東京湾に流れ出ていた利根川を、徳川幕府がこの川をあっちこっち削って繋いでとうとう銚子まで繋ぎ、周辺の河川と合わせ巨大な水路網を整備していっ…

  2. 青大将この日男と女かな 鳴戸奈菜【季語=青大将(夏)】

    青大将この日男と女かな鳴戸奈菜(『イヴ』) 青大将は、蝮と…

  3. はしりすぎとまりすぎたる蜥蜴かな    京極杞陽【季語=蜥蜴(夏)】

    はしりすぎとまりすぎたる蜥蜴かな京極杞陽(きょうごく・きよう)…

  4. 襖しめて空蟬を吹きくらすかな 飯島晴子【季語=空蟬(夏)】

    襖しめて空蟬を吹きくらすかな)飯島晴子) 昭和四九年の作。…

  5. まどごしに與へ去りたる螢かな 久保より江【季語=蛍(夏)】

    まどごしに與へ去りたる螢かな久保より江(くぼ・よりえ)寒暖…

  6. 中年の恋のだんだら日覆かな 星野石雀【季語=日覆(夏)】

  7. 露地裏を夜汽車と思ふ金魚かな 攝津幸彦【季語=金魚(夏)】

  8. 日蝕の鴉落ちこむ新樹かな 石田雨圃子【季語=新樹(夏)】

  9. 甘き花呑みて緋鯉となりしかな 坊城俊樹【季語=緋鯉(夏)】

  10. 湖の水かたふけて田植かな 高井几董【季語=田植(夏)】

  11. 花の幹に押しつけて居る喧嘩かな 田村木國【季語=花(春)】

  12. 蛤の吐いたやうなる港かな 正岡子規【季語=蛤(春)】

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  3. 火達磨となれる秋刀魚を裏返す 柴原保佳【季語=秋刀魚(秋)】
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  5. 嚔して酒のあらかたこぼれたる 岸本葉子【季語=嚔(冬)】

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