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突として西洋にゆく暖炉かな 片岡奈王【季語=暖炉(冬)】
突として西洋にゆく暖炉かな片岡奈王(かたおか・なおう)まさとし))毎年この時期に受ける人間ドックも済んで、思い当たる節のあるひととおりの数値は想定範囲、今年から始まった食事指導でも「赤身を食べよ」と…
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茎石に煤をもれ来る霰かな 山本村家【季語=茎石(冬)】
茎石に煤をもれ来る霰かな山本村家(やまもと・そんか)まさとし))…
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山茶花の日々の落花を霜に掃く 瀧本水鳴【季語=山茶花(冬)】
山茶花の日々の落花を霜に掃く瀧本水鳴(たきもと・すいめい)まさとし))…
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ラーメン舌に熱し僕がこんなところに 林田紀音夫
ラーメン舌に熱し僕がこんなところに林田紀音夫(『風蝕』1961年)…
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短日のかかるところにふとをりて 清崎敏郎【季語=短日(冬)】
短日のかかるところにふとをりて清崎敏郎「短日」という季語の…
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老人になるまで育ち初あられ 遠山陽子【季語=初霰(冬)】
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後輩の女おでんに泣きじゃくる 加藤又三郎【季語=おでん(冬)】
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木枯やたけにかくれてしづまりぬ 芭蕉【季語=木枯(冬)】
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生きるの大好き冬のはじめが春に似て 池田澄子【季語=初冬(冬)】
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天窓に落葉を溜めて囲碁倶楽部 加倉井秋を【季語=落葉(秋)】
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ビーフストロガノフと言へた爽やかに 守屋明俊【季語=爽やか(秋)】
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月光に夜離れはじまる式部の実 保坂敏子【季語=式部の実(秋)】