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胎動に覚め金色の冬林檎 神野紗希【季語=冬林檎(冬)】
胎動に覚め金色の冬林檎)神野紗希)(『すみれそよぐ』所収) 最終週の今回は告白的なことを。筆者は林檎を俳号としているが、林檎を食べるのは好きでも句にするのは得意でない。毎年格闘はしているが、…
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犬去れば次の犬来る鳥総松 大橋越央子【季語=鳥総松(新年)】
犬去れば次の犬来る鳥総松大橋越央子(おおはし・えつおうし))まさとし))…
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鉄瓶の音こそ佳けれ雪催 潮田幸司【季語=雪催(冬)】
鉄瓶の音こそ佳けれ雪催)潮田幸司銀化誌のリモート編集はかな…
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肩へはねて襟巻の端日に長し 原石鼎【季語=襟巻(冬)】
肩へはねて襟巻の端日に長し原石鼎先日始まったテレビドラマ「…
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左義長のまた一ところ始まりぬ 三木【季語=左義長(新年)】
左義長のまた一ところ始まりぬ三木)まさとし))一月も半分過…
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嚔して酒のあらかたこぼれたる 岸本葉子【季語=嚔(冬)】
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血を血で洗ふ絨毯の吸へる血は 中原道夫【季語=絨毯(冬)】
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小鳥屋の前の小川の寒雀 鈴木鷹夫【季語=寒雀(冬)】
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絵杉戸を転び止まりの手鞠かな 山崎楽堂【季語=手鞠(新年)】
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水底に届かぬ雪の白さかな 蜂谷一人【季語=雪(冬)】
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ひめはじめ昔男に腰の物 加藤郁乎【季語=ひめ始(新年)】
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女に捨てられたうす雪の夜の街燈 尾崎放哉【季語=雪(冬)】