家
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みどり児のゐて冬瀧の見える家 飯島晴子【季語=冬瀧(冬)】
みどり児のゐて冬瀧の見える家)飯島晴子 掲句は晴子中期とも言える『八頭』所収であるが、第一句集『蕨手』には〈泉辺の家消えさうな子を産んで〉という句もある。〈泉辺の〉は、顔や手足の仔細がほとんどわから…
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花八つ手鍵かけしより夜の家 友岡子郷【季語=花八つ手(冬)】
花八つ手鍵かけしより夜の家友岡子郷 幼い頃、よく耳鼻科にか…
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家毀し瀧曼荼羅を下げておく 飯島晴子【季語=滝(夏)】
家毀し瀧曼荼羅を下げておく)飯島晴子 この句の作られた昭和…
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家濡れて重たくなりぬ花辛夷 森賀まり【季語=花辛夷(春)】
家濡れて重たくなりぬ花辛夷)森賀まりこれを書いている今日、…
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底紅や黙つてあがる母の家 千葉皓史【季語=底紅(秋)】
底紅や黙つてあがる母の家千葉皓史「母の家」だから、その家は…
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夏場所の終はるころ家建つらしい 堀下翔【季語=夏場所(夏)】
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大いなる春を惜しみつ家に在り 星野立子【季語=春惜しむ(春)】