
【夏の季語=初夏(5月)】賀茂祭
毎年5月15日に行われる京都の下鴨、上賀茂両神社の例祭。「葵祭」とも。
賀茂祭は欽明天皇5(544)年、凶作に見舞われ飢餓疫病が蔓延した時に、賀茂大神の祟りであるとし、馬を馳せ祭礼を行ったのが起源とされている。古代には「祭」といえばこの賀茂祭(葵祭)を指す程、貴族社会に根差していた。現在でも、「祇園祭」「時代祭」と並んで「京都三大祭」の一つに数えられている。
【賀茂祭(上五)】
賀茂祭見て弁護士に会ひにゆく 井上弘美
【賀茂祭(中七)】
【賀茂祭(下五)】
御車はうしろさがりや賀茂祭 後藤夜半
草の上を風邪がすべりて賀茂祭 鷲谷七菜子
雑色のひとかたまりや賀茂祭 森田峠
檳榔毛(びらうげの)車わたりし賀茂祭 筑紫磐井
馬糞掻く舎人も列に賀茂祭 上野一孝