夏の季語

【夏の季語】母の日

【夏の季語=初夏(5月)】母の日

日頃の母の苦労をねぎらい、母への感謝を表す日。

国によって日が異なるが、5月の日曜日であることが多い。日本は、5月の第2日曜日である。

父の日」も6月にあるにはあるが、きわめて存在感は薄い。


【母の日(上五)】
母の日の常のままなる夕餉かな 小沢昭一
母の日の母悲しませ定年来 田川飛旅子
母の日の妻が磯辺の夢枕 斎藤夏風
母の日の祖母余所行着をすぐに脱ぐ 池田澄子
母の日に母に手品を見せにけり 大串若竹
母の日の島に短き滑走路 野中亮介
母の日や揺すつて重き貯金箱 小川軽舟
母の日の義母にかなしきことを告ぐ 林誠司
母の日の母と遺影を撮りに行く 飯田冬眞
母の日の永遠といふパーマかな 堀切克洋
母の日やマッサージ機の顔震へ 小野あらた

【母の日(中七)】
道光りおり母の日のニューヨーク 対馬康子

【母の日(下五)】
母淋しがらせし遠き母の日も 山田弘子

【ほかの季語と】
母の日もふるさと遠し桐の花 行方克巳

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