【夏の季語】川開


【夏の季語=晩夏(7月)】川開

川涼みの開始を祝って行われる行事。
江戸時代、隅田川では、陰暦5月28日から3か月間が夕涼みの期間とされ、その初日が川開であった。

東都両国橋夕涼之景色(東京富士美術館)


文化5年(1808)のこと、花火師六代目鍵屋の手代清七が、両国吉川町で「玉屋」を開業した。清七は「玉屋市兵衛」を名乗り、そののちには、両国橋上流の「玉屋」と下流の「鍵屋」との二大競演花火となった。これを応援する掛け声が歌舞伎の声色をまねた「玉屋ぁ~」、「鍵屋ぁ~」の掛け声が定番となったことでも知られる。


【川開(上五)】
川開ある夜や黍にいなびかり  水原秋櫻子
川開迫れる鬢の張りごゝろ 久米正雄

【川開(中七)】

【川開(下五)】
日のうちに一の花火や川開 福田素吾
橋の名の今宵したしき川開き 永井龍男
きんつばの薄皮淡し川開 藤田湘子

【ほかの季語と】
川開き見にゆく浴衣縫ひにけり 吉屋信子



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