ハイクノミカタ橋本直
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はやり風邪下着上着と骨で立つ 村井和一【季語=流行風邪(冬)】
はやり風邪下着上着と骨で立つ 村井和一(「もてなし」平成17年)新型コロナウイルス対策ダッシュボードによると、今日(12月2日早朝)の時点で大阪の病床使用率は143%を越えて深刻な状況にある。ちなみ…
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水鳥の夕日に染まるとき鳴けり 林原耒井【季語=水鳥(冬)】
水鳥の夕日に染まるとき鳴けり 林原耒井(「蜩」昭和33年)…
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山茶花の弁流れ来る坂路かな 横光利一【季語=山茶花(冬)】
山茶花の弁流れ来る坂路かな 横光利一(「横光利一句集」宇佐市民図書館編)…
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さて、どちらへ行かう風がふく 山頭火
さて、どちらへ行かう風がふく 山頭火(「草木塔」)画面には…
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紅葉の色きはまりて風を絶つ 中川宋淵【季語=紅葉(秋)】
紅葉の色きはまりて風を絶つ 中川宋淵この句、何かの文献中で…
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をぎはらにあした花咲きみな殺し 塚本邦雄【季語=荻(秋)】
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ひっくゝりつっ立てば早案山子かな 高田蝶衣【季語=案山子(秋)】
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大いなる梵字のもつれ穴まどひ 竹中宏【季語=穴惑(秋)】
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秋鰺の青流すほど水をかけ 長谷川秋子【季語=秋鰺 (秋)】
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色里や十歩離れて秋の風 正岡子規【季語=秋の風 (秋)】