ハイクノミカタ橋本直

  1. 初場所や昔しこ名に寒玉子 百合山羽公【季語=初場所(冬)】

    初場所や昔しこ名に寒玉子百合山羽公(「日本大歳時記 新年」昭和56年 講談社)羽公の句の魅力の一つは独特の抜け感にあり、鈴木豊一の言葉を借りるなら、「有情滑稽」という評はたしかにふさわしいように思わ…

  2. 土器に浸みゆく神酒や初詣 高浜年尾【季語=初詣(新年)】

    土器に浸みゆく神酒や初詣 高浜年尾(「年尾句集」昭和32年 新樹社)…

  3. 大年の夜に入る多摩の流れかな 飯田龍太【季語=大年(冬)】

    大年の夜に入る多摩の流れかな 飯田龍太(「涼夜」五月書房 1977年)…

  4. 柊を幸多かれと飾りけり 夏目漱石【季語=クリスマス(冬)】

    柊を幸多かれと飾りけり 夏目漱石(明治33年12月26日正岡子規宛書簡)…

  5. 杖上げて枯野の雲を縦に裂く 西東三鬼【季語=枯野(冬)】

    杖上げて枯野の雲を縦に裂く 西東三鬼(「西東三鬼全句集」)…

  6. 波冴ゆる流木立たん立たんとす 山口草堂【季語=冴ゆ(冬)】

  7. はやり風邪下着上着と骨で立つ 村井和一【季語=流行風邪(冬)】

  8. 水鳥の夕日に染まるとき鳴けり 林原耒井【季語=水鳥(冬)】

  9. 山茶花の弁流れ来る坂路かな 横光利一【季語=山茶花(冬)】

  10. さて、どちらへ行かう風がふく 山頭火

  11. 紅葉の色きはまりて風を絶つ 中川宋淵【季語=紅葉(秋)】

  12. をぎはらにあした花咲きみな殺し 塚本邦雄【季語=荻(秋)】

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