ハイクノミカタ橋本直

  1. 梅雨の日の烈しくさせば罌粟は燃ゆ 篠田悌二郎【季語=梅雨・罌粟(夏)】

    梅雨の日の烈しくさせば罌粟は燃ゆ篠田悌二郎(『連作俳句集』昭和9年)新興俳句運動の一つの特徴が連作の流行で、「馬酔木」諸俳人の連作の成果を一冊にまとめたのがこの『連作俳句集』。昭和3年から9年までの…

  2. 麦からを焼く火にひたと夜は来ぬ 長谷川素逝【季語=麦からを焼く?】

    麦からを焼く火にひたと夜は来ぬ長谷川素逝(橋本石火『長谷川素逝の百句』)…

  3. 「ワイシャツのアイロンがけをしてほしい」夫に言われた妻の衝撃 片岡絢

    「ワイシャツのアイロンがけをしてほしい」夫に言われた妻の衝撃片岡絢(『カノ…

  4. 体内の水傾けてガラス切る 須藤徹【無季】

    体内の水傾けてガラス切る須藤徹(『須藤徹全句集』)前回、高…

  5. 湖の水かたふけて田植かな 高井几董【季語=田植(夏)】

    湖の水かたふけて田植かな高井几董(大須賀乙字編『故人春夏秋冬』)…

  6. スタールビー海溝を曳く琴騒の 八木三日女

  7. 鯛の眼の高慢主婦を黙らせる 殿村菟絲子

  8. あたゝかな雨が降るなり枯葎 正岡子規【季語=あたたか(春)?】

  9. 目つぶりて春を耳嚙む処女同志 高篤三【季語=春(春)】

  10. 名ばかりの垣雲雀野を隔てたり 橋閒石【季語=雲雀野(春)】

  11. 春宵や光り輝く菓子の塔 川端茅舎【季語=春宵(春)】

  12. 特定のできぬ遺体や春の泥 高橋咲【季語=春の泥(春)】

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