【冬の季語】寒雷


【冬の季語=晩冬(1月)】寒雷

「寒雷(かんらい)」は、「冬の雷」のなかでも「」に入ったあと「」のことである。「寒の雷」とも。戦後俳壇を代表する俳人・加藤楸邨が創刊した俳句誌の名としても採用されていた。俳誌「寒雷」は1941年から2018年まで刊行されていた。
【参考】俳句誌「寒雷」、78年の歴史に幕(好書好日)


【寒雷(上五)】
寒雷を聴けり骨肉一つ間に 三橋鷹女
寒雷にやさしき威ある海の鳥 飯田龍太
寒雷や一匹の魚天を摶ち 富澤赤黄男
寒雷に響けるがにも白き飯 川口重美
寒雷を一つころがし海暁くる 阿部みどり女
寒雷や舌の如くに桃色に 野見山朱鳥
寒雷一閃して空転するものへ「アーデュー」 楠本憲吉
寒雷に濡れて未婚の香の木々よ 櫂未知子
寒雷やてんじゆくねずみ藁に寝て 中西夕紀
寒雷の遠鳴り海も錆びゆくか 渡辺柊子

【寒雷(中七)】
椿壺にひらき寒雷浄らなる 渡邊水巴

【寒雷(下五)】
棺に添へ樫の錫杖寒雷す 古舘曹人
二ュートンを講じいるとき寒雷し 和田悟朗

【その他の季語と】


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