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  1. 腕まくりして女房のかき氷 柳家小三治【季語=かき氷(夏)】

    腕まくりして女房のかき氷柳家小三治 フランス語を勉強し始めた時に驚いたのは男女関係を表現する表現が多いことだった。恋人を表す単語が多いのは想像がつくが結婚の種類もmariage+形容詞等の形で辞書に…

  2. 軽き咳して夏葱の刻を過ぐ 飯島晴子【季語=夏葱(夏)】

    軽き咳して夏葱の刻を過ぐ)飯島晴子 一読、ごほんごほんと咳…

  3. 厚餡割ればシクと音して雲の峰 中村草田男【季語=雲の峰(夏)】

    厚餡割ればシクと音して雲の峰中村草田男(『音数で引く俳句歳時記 夏』)…

  4. 告げざる愛地にこぼしつつ泉汲む 恩田侑布子【季語=泳ぐ(夏)】

    告げざる愛地にこぼしつつ泉汲む恩田侑布子(『夢洗ひ』) 想…

  5. 愛されずして沖遠く泳ぐなり 藤田湘子【季語=泳ぐ(夏)】

    愛されずして沖遠く泳ぐなり藤田湘子(『途上』) 一緒に泳ぎ…

  6. 嚔して酒のあらかたこぼれたる 岸本葉子【季語=嚔(冬)】

  7. 藁の栓してみちのくの濁酒 山口青邨【季語=濁酒(秋)】

  8. 恋ともちがふ紅葉の岸をともにして 飯島晴子【季語=紅葉(秋)】

  9. どの絵にも前のめりして秋の人 藤本夕衣【季語=秋(秋)】

  10. 日まはりは鬼の顔して並びゐる 星野麦人【季語=向日葵(夏)】

  11. 水鏡してあぢさゐのけふの色 上田五千石【季語=あぢさゐ(夏)】

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