に
-
海底に足跡のあるいい天気 『誹風柳多留』
海底に足跡のあるいい天気『誹風柳多留』きのうは18時ごろ海に出、いざ泳ごうとしたら家人の同僚に会った。海の近くに住んでいるわけでないのになんでここにいるのと聞くと、わざわざ車で泳ぎに来たとい…
-
大空に自由謳歌す大花火 浅井聖子【季語=大花火(夏)】
大空に自由謳歌す大花火()浅井聖子先週の日曜日、そして今週…
-
蟭螟の羽ばたきに空うごきけり 岡田一実【季語=蟭螟(夏)】
蟭螟の羽ばたきに空うごきけり岡田一実龍とか、鳳凰とか、麒麟…
-
でで虫の繰り出す肉に遅れをとる 飯島晴子【季語=でで虫(夏)】
でで虫の繰り出す肉に遅れをとる飯島晴子飯島晴子はいつも吟行…
-
棕梠の葉に高き雨垂れ青峰忌 秋元不死男【季語=青峰忌(夏)】
棕梠の葉に高き雨垂れ青峰忌秋元不死男(「氷海」昭和31年6月号)…
-
夕立や野に二筋の水柱 広江八重桜【季語=夕立(夏)】
-
木の根明く仔牛らに灯のひとつづつ 陽美保子【季語=木の根明く(春)】
-
人はみななにかにはげみ初桜 深見けん二【季語=初桜(春)】
-
幻影の春泥に投げ出されし靴 星野立子【季語=春泥(春)】
-
大年の夜に入る多摩の流れかな 飯田龍太【季語=大年(冬)】
-
いつまでも狐の檻に襟を立て 小泉洋一【季語=狐(冬)】
-
永遠に下る九月の明るい坂 今井聖【季語=九月(秋)】