に
-
まどごしに與へ去りたる螢かな 久保より江【季語=蛍(夏)】
まどごしに與へ去りたる螢かな久保より江(くぼ・よりえ)寒暖の差とは、春先に使われる言葉で、立夏からもう2週間も経とうとしている東京にはうむむむむむ…。今週後半は20度後半だった気温も、日曜にはまた2…
-
麦からを焼く火にひたと夜は来ぬ 長谷川素逝【季語=麦からを焼く?】
麦からを焼く火にひたと夜は来ぬ長谷川素逝(橋本石火『長谷川素逝の百句』)…
-
「ワイシャツのアイロンがけをしてほしい」夫に言われた妻の衝撃 片岡絢
「ワイシャツのアイロンがけをしてほしい」夫に言われた妻の衝撃片岡絢(『カノ…
-
桐咲ける景色にいつも沼を感ず 加倉井秋を【季語=桐の花(夏)】
桐咲ける景色にいつも沼を感ず)加倉井秋を) 昨今、「趣味に…
-
田螺容れるほどに洗面器が古りし 加倉井秋を【季語=田螺(春)】
田螺容れるほどに洗面器が古りし)加倉井秋を)小学生の頃、下…
-
いけにえにフリルがあって恥ずかしい 暮田真名
-
詠みし句のそれぞれ蝶と化しにけり 久保田万太郎【季語=蝶(春)】
-
人妻ぞいそぎんちやくに指入れて 小澤實【季語=磯巾着(春)】
-
田に人のゐるやすらぎに春の雲 宇佐美魚目【季語=春の雲(春)】
-
水鳥の和音に還る手毬唄 吉村毬子
-
春日差す俳句ポストに南京錠 本多遊子【季語=春日(春)】
-
大利根にほどけそめたる春の雲 安東次男【季語=春の雲(春)】