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不健全図書を世に出しあたたかし 松本てふこ【季語=あたたか(春)】
不健全図書を世に出しあたたかし)松本てふこつい最近、不健全図書を出した。いや、最近出た不健全図書に自分の作品を掲載してもらったと言うほうが正確かもしれない。つまり古巣の二次創作界隈でお声がけをいただ…
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死因の一位が老衰になる夕暮れにイチローが打つきれいな当たり 斉藤斎藤
死因の一位が老衰になる夕暮れにイチローが打つきれいな当たり斉藤斎藤…
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草餅や不参遅参に会つぶれ 富永眉月【季語=草餅(春)】
草餅や不参遅参に会つぶれ富永眉月草餅で済むような気負わない…
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鳥の巣に鳥が入つてゆくところ 波多野爽波【季語=鳥の巣(春)】
鳥の巣に鳥が入つてゆくところ)波多野爽波『鋪道の花』何度読…
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百代の過客しんがりに猫の子も 加藤楸邨【季語=猫の子(春)】
百代の過客しんがりに猫の子も加藤楸邨 今日は、2月24日金…
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ひかり野へきみなら蝶に乗れるだろう 折笠美秋【季語=蝶(春)】
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さくら餅たちまち人に戻りけり 渋川京子【季語=桜餅(春)】
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背広来る来るジンギスカンを食べに来る 橋本喜夫【季語=ジンギスカン(秋)】
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バレンタインデー心に鍵の穴ひとつ 上田日差子【季語=バレンタインデー(春)】
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謝肉祭の仮面の奥にひすいの眼 石原八束【季語=謝肉祭(春)】
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逢曳や冬鶯に啼かれもし 安住敦【季語=冬鶯(冬)】
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春立つと拭ふ地球儀みづいろに 山口青邨【季語=春立つ(春)】