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してみむとてするなり我も日傘さす 種谷良二【季語=日傘(夏)】
してみむとてするなり我も日傘さす)種谷良二 ゴッホが好きなら北斎も見るべきだ。「大英博物館 北斎―国内の肉筆画の名品とともに―」(サントリー美術館)は大変な賑わいだった。展覧会は閉幕したが「…
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行く涼し谷の向うの人も行く 原石鼎【季語=涼し(夏)】
行く涼し谷の向うの人も行く原石鼎(はら・せきてい))降る降…
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プラタナス夜もみどりなる夏は来ぬ 石田波郷【季語=夏来る(夏)】
プラタナス夜もみどりなる夏は来ぬ石田波郷以前鑑賞した「あえ…
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かゝる世もありと暮しぬ春炬燵 松尾いはほ【季語=春炬燵(春)】
かゝる世もありと暮しぬ春炬燵松尾いはほ(まつお・いわお)頼…
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未生以前の石笛までも刎ねる 小野初江
未生以前の石笛までも刎ねる)小野初江)掲句との出会いはおよ…
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春山もこめて温泉の国造り 高濱虚子【季語=春山(春)】
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ハナニアラシノタトヘモアルゾ 「サヨナラ」ダケガ人生ダ 井伏鱒二
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仕る手に笛もなし古雛 松本たかし【季語=古雛(春)】
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火事かしらあそこも地獄なのかしら 櫂未知子【季語=火事(冬)】
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海鼠噛むことも別れも面倒な 遠山陽子【季語=海鼠(冬)】
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埋火もきゆやなみだの烹る音 芭蕉【季語=埋火(冬)】
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木の葉髪あはれゲーリークーパーも 京極杞陽【季語=木の葉髪(冬)】