より

  1. 霜夜子は泣く父母よりはるかなものを呼び 加藤楸邨【季語=霜夜(冬)】

    霜夜子は泣く父母よりはるかなものを呼び加藤楸邨霜を踏んで来る音もない静まり返った夜であろう。地も中空も冷えに張りつめて、またどこも冷えが漂っている。こうした冷えのイメージは空間的な広さを思わせ、夜の…

  2. 兎の目よりもムンクの嫉妬の目 森田智子【季語=兎(新年)】

    兎の目よりもムンクの嫉妬の目森田智子(『掌景』) 女性は嫉…

  3. 戸隠の山より風邪の神の来る 今井杏太郎【季語=風邪(冬)】

    戸隠の山より風邪の神の来る今井杏太郎(『今井杏太郎全句集』2018年))…

  4. 鏡台や猟銃音の湖心より 藺草慶子【季語=猟(冬)】

    鏡台や猟銃音の湖心より)藺草慶子祖母の部屋に黒檀の古い鏡台…

  5. 昼ごろより時の感じ既に無くなりて樹立のなかに歩みをとどむ 佐藤佐太郎

    昼ごろより時の感じ既に無くなりて樹立のなかに歩みをとどむ佐藤佐太郎…

  6. 河よりもときどき深く月浴びる 森央ミモザ【季語=月(秋)】

  7. 横ざまに高き空より菊の虻 歌原蒼苔【季語=菊(秋)】

  8. 天女より人女がよけれ吾亦紅 森澄雄【季語=吾亦紅(秋)】

  9. 何故逃げる儂の箸より冷奴 豊田すずめ【季語=冷奴(夏)】

  10. 黴くさし男やもめとなりてより 伊藤伊那男【季語=黴(夏)】

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