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葉桜の夜へ手を出すための窓 加倉井秋を【季語=葉桜(夏)】
葉桜の夜へ手を出すための窓)加倉井秋を)何をしていたのだろう。気が付いたらゴールデンウイークが終わっていた。今更そんなことを思ってもどうしようもない。皆さんはどんな連休をお過ごしだっただろうか。私は…
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露地裏を夜汽車と思ふ金魚かな 攝津幸彦【季語=金魚(夏)】
露地裏を夜汽車と思ふ金魚かな攝津幸彦難解と言われているのを…
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「ワイシャツのアイロンがけをしてほしい」夫に言われた妻の衝撃 片岡絢
「ワイシャツのアイロンがけをしてほしい」夫に言われた妻の衝撃片岡絢(『カノ…
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桐咲ける景色にいつも沼を感ず 加倉井秋を【季語=桐の花(夏)】
桐咲ける景色にいつも沼を感ず)加倉井秋を) 昨今、「趣味に…
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きりんの子かゞやく草を喰む五月 杉山久子【季語=五月(夏)】
きりんの子かゞやく草を喰む五月)杉山久子)いつの間にか五月…
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星老いる日の大蛤を生みぬ 三枝桂子【季語=蛤(春)】
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切腹をしたことがない腹を撫で 土橋螢
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スタールビー海溝を曳く琴騒の 八木三日女
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蟲鳥のくるしき春を不爲 高橋睦郎【季語=春(春)】
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鯛の眼の高慢主婦を黙らせる 殿村菟絲子
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回廊をのむ回廊のアヴェ・マリア 豊口陽子
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目つぶりて春を耳嚙む処女同志 高篤三【季語=春(春)】