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雪が降る千人針をご存じか 堀之内千代【季語=雪(冬)】
雪が降る千人針をご存じか)堀之内千代『堀之内千代句集 百歳の計』2015年6月堀之内千代さんは私が所属している「野火」同人。1924年(大正13年)2月生まれ、87歳で俳句を始め、91歳で句集を上梓…
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冬と云ふ口笛を吹くやうにフユ 川崎展宏【季語=冬(冬)】
冬と云ふ口笛を吹くやうにフユ)川崎展宏 ブレンディのCMで…
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毛帽子をかなぐりすててのゝしれる 三木朱城【季語=毛帽子(冬)】
毛帽子をかなぐりすててのゝしれる三木朱城(みき・しゅじょう))…
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牡蠣舟やレストーランの灯をかぶり 大岡龍男【季語=牡蠣舟(冬)】
牡蠣舟やレストーランの灯をかぶり大岡龍男(おおおか・たつお))…
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高梁折れて頬を打つあり鶉追ふ 三溝沙美【季語=鶉(秋)】
高梁折れて頬を打つあり鶉追ふ三溝沙美(さみぞ・さみ))日本…
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手を入れてみたき帚木紅葉かな 大石悦子【季語=紅葉(秋)】
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ほこりつぽい叙情とか灯を積む彼方の街 金子兜太
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ひよんの実や昨日と違ふ風を見て 高橋安芸【季語=ひよんの実(秋)】
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しんじつを籠めてくれなゐ真弓の実 後藤比奈夫【季語=真弓の実(秋)】
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いちじくを食べた子供の匂ひとか 鴇田智哉【季語=いちじく(秋)】
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琴墜ちてくる秋天をくらりくらり 金原まさ子【季語=秋天(秋)】
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ひるすぎの小屋を壊せばみなすすき 安井浩司【季語=すすき(秋)】