1. 旗のごとなびく冬日をふと見たり 高浜虚子【季語=冬日(冬)】

    旗のごとなびく冬日をふと見たり高浜虚子いつ読んでもすごい句と思う。存外、言葉のこしらえ方としては力技なのであるが、しかし、するっと読んでしまって幻視させられてしまう感じがある。ぬぼーっとして強靭な句…

  2. 大氷柱折りドンペリを冷やしをり 木暮陶句郎【季語=氷柱(冬)】

    大氷柱折りドンペリを冷やしをり木暮陶句郎雪の山荘に友人たち…

  3. 天籟を猫と聞き居る夜半の冬 佐藤春夫【季語=夜半の冬(冬)】

    天籟を猫と聞き居る夜半の冬佐藤春夫(『能火野人十七音詩抄』1964年)…

  4. 休みの日晝まで霜を見てゐたり 永田耕衣【季語=霜(冬)】

    休みの日晝まで霜を見てゐたり永田耕衣畳にごろんと寝転んで、…

  5. 茎石に煤をもれ来る霰かな 山本村家【季語=茎石(冬)】

    茎石に煤をもれ来る霰かな山本村家(やまもと・そんか)まさとし))…

  6. こぼれたるミルクをしんとぬぐふとき天上天下花野なるべし 水原紫苑

  7. 天窓に落葉を溜めて囲碁倶楽部 加倉井秋を【季語=落葉(秋)】

  8. 青年鹿を愛せり嵐の斜面にて 金子兜太【季語=鹿(秋)】

  9. 野分吾が鼻孔を出でて遊ぶかな 永田耕衣【季語=野分(秋)】

  10. 恋ともちがふ紅葉の岸をともにして 飯島晴子【季語=紅葉(秋)】

  11. 昼ごろより時の感じ既に無くなりて樹立のなかに歩みをとどむ 佐藤佐太郎

  12. みちのくに生まれて老いて萩を愛づ  佐藤鬼房【季語=萩(秋)】

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