1. 麦からを焼く火にひたと夜は来ぬ 長谷川素逝【季語=麦からを焼く?】

    麦からを焼く火にひたと夜は来ぬ長谷川素逝(橋本石火『長谷川素逝の百句』)長谷川素逝というと『砲車』が有名だが、この句は『三十三才』所収。『砲車』について引用書の巻末の解説文では、「『砲車』は戦争賛美…

  2. ジェラートを売る青年の空腹よ 安里琉太【季語=ジェラート(夏)】

    ジェラートを売る青年の空腹よ)安里琉太)ジェラートは氷菓の…

  3. 葉桜の夜へ手を出すための窓 加倉井秋を【季語=葉桜(夏)】

    葉桜の夜へ手を出すための窓)加倉井秋を)何をしていたのだろ…

  4. 露地裏を夜汽車と思ふ金魚かな 攝津幸彦【季語=金魚(夏)】

    露地裏を夜汽車と思ふ金魚かな攝津幸彦難解と言われているのを…

  5. 「ワイシャツのアイロンがけをしてほしい」夫に言われた妻の衝撃 片岡絢

    「ワイシャツのアイロンがけをしてほしい」夫に言われた妻の衝撃片岡絢(『カノ…

  6. 桐咲ける景色にいつも沼を感ず 加倉井秋を【季語=桐の花(夏)】

  7. きりんの子かゞやく草を喰む五月 杉山久子【季語=五月(夏)】

  8. 星老いる日の大蛤を生みぬ 三枝桂子【季語=蛤(春)】

  9. 切腹をしたことがない腹を撫で 土橋螢

  10. スタールビー海溝を曳く琴騒の 八木三日女

  11. 蟲鳥のくるしき春を不爲 高橋睦郎【季語=春(春)】

  12. 鯛の眼の高慢主婦を黙らせる 殿村菟絲子

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