夏の季語
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冷やっこ試行錯誤のなかにあり 安西水丸【季語=冷やっこ(夏)】
冷やっこ試行錯誤のなかにあり安西水丸))久しぶりに図書館へ出かけた。目当ての本は置いていなかったけれど、せっかく来たのだからと館内をぶらぶらするうちに詩歌のコーナーに行き当たった。コーナーと言っても…
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さくらんぼ洗ひにゆきし灯がともり 千原草之【季語=さくらんぼ(夏)】
さくらんぼ洗ひにゆきし灯がともり千原草之(ちはら・そうし)…
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六月を奇麗な風の吹くことよ 正岡子規【季語=六月(夏)】
六月を奇麗な風の吹くことよ正岡子規(「病餘漫吟」明治28年夏)…
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でで虫の繰り出す肉に後れをとる 飯島晴子【季語=でで虫(夏)】
でで虫の繰り出す肉に後れをとる)飯島晴子) この句は昭和五…
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美校生として征く額の花咲きぬ 加倉井秋を【季語=額の花(夏)】
美校生として征く額の花咲きぬ)加倉井秋を)ウクライナ情勢を…
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Tシャツの干し方愛の終わらせ方 神野紗希【季語=Tシャツ(夏)】
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まはすから嘘つぽくなる白日傘 荒井八雪【季語=白日傘(夏)】
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梅雨の日の烈しくさせば罌粟は燃ゆ 篠田悌二郎【季語=梅雨・罌粟(夏)】
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いちごジャム塗れとおもちゃの剣で脅す 神野紗希【季語=苺(夏)】
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新綠を描くみどりをまぜてゐる 加倉井秋を【季語=新綠(夏)】
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扇子低く使ひぬ夫に女秘書 藤田直子【季語=扇子(夏)】
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蛇の衣傍にあり憩ひけり 高濱虚子【季語=蛇の衣(夏)】