「鷹」

  1. 木犀や同棲二年目の畳 髙柳克弘【季語=木犀(秋)】

    木犀や同棲二年目の畳髙柳克弘(『未踏』) 「神田川」という歌は私が生まれる前にヒットした曲である。若き男女がつつましく暮らす三畳一間の下宿からは、神田川が見える。しかも風呂なし。私が東京でひとり暮ら…

  2. 【結社推薦句】コンゲツノハイク【2022年10月分】

    セクト・ポクリットでは2021年1月より、「コンゲツノハイク」をはじめました。前月…

  3. 老僧の忘れかけたる茸の城 小林衹郊【季語=茸(秋)】

    老僧の忘れかけたる茸の城)小林衹郊 今朝の信濃毎日新聞読者…

  4. 秋灯の街忘るまじ忘るらむ 髙柳克弘【季語=秋灯(秋)】

    秋灯の街忘るまじ忘るらむ)髙柳克弘 「赤いスイートピー」の…

  5. サフランもつて迅い太子についてゆく 飯島晴子【季語=サフランの花(秋)】

    サフランもつて迅い太子についてゆく)飯島晴子 難解をもって…

  6. 【結社推薦句】コンゲツノハイク【2022年9月分】

  7. 【結社推薦句】コンゲツノハイク【2022年8月分】

  8. 告げざる愛地にこぼしつつ泉汲む 恩田侑布子【季語=泳ぐ(夏)】

  9. 愛されずして沖遠く泳ぐなり 藤田湘子【季語=泳ぐ(夏)】

  10. 【結社推薦句】コンゲツノハイク【2022年7月分】

  11. 丹田に力を入れて浮いて来い 飯島晴子【季語=浮いて来い(夏)】

  12. 十薬の蕊高くわが荒野なり 飯島晴子【季語=十薬(夏)】

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