かな
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古池やにとんだ蛙で蜘蛛るTELかな 加藤郁乎
古池やにとんだ蛙で蜘蛛るTELかな加藤郁乎(『牧歌メロン』昭和45年)にわかには信じ難いことだが、昨日からいわゆる「10連休」に突入した。前職で2連休すらままならなかった自分にはまだ理解が追いつかな…
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大空へ解き放たれし燕かな 前北かおる【季語=燕(春)】
大空へ解き放たれし燕かな前北かおる徒歩圏内の植物を把握する…
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山桜見て居ればつく渡舟かな 波多野晋平【季語=山桜(春)】
山桜見て居ればつく渡舟かな波多野晋平「大変、申し訳ございま…
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人のかほ描かれてゐたる巣箱かな 藤原暢子【季語=巣箱(春)】
人のかほ描かれてゐたる巣箱かな)(藤原暢子藤原暢子さんの第…
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足跡が足跡を踏む雪野かな 鈴木牛後【季語=雪野(冬)】
足跡が足跡を踏む雪野かな)(鈴木牛後(「北海道俳句年鑑2023」より)…
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人の日の枯枝にのるひかりかな 飯島晴子【季語=人の日(新年)】
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恋にしてわざと敗けたるかるた哉 羅蘇山人【季語=かるた(新年)】
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風邪を引くいのちありしと思ふかな 後藤夜半【季語=風邪(冬)】
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破門状書いて破れば時雨かな 詠み人知らず【季語=時雨(冬)】
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いつせいに柱の燃ゆる都かな 三橋敏雄
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鍋物に火のまはり来し時雨かな 鈴木真砂女【季語=時雨(冬)】
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鹿の映れるまひるまのわが自転車旅行 飯島晴子【季語=鹿(秋)】