池田澄子

  1. 死も佳さそう黒豆じっくり煮るも佳し 池田澄子【季語=黒豆(新年)】

    死も佳さそう黒豆じっくり煮るも佳し池田澄子「死も佳さそう」にどきっとする。死の持つ重たいイメージを覆す軽やかな文体。それでいて読者を納得させる力がある。「死も佳さそう」の「も」によって並立されている…

  2. 逢いたいと書いてはならぬ月と書く 池田澄子【季語=月(秋)】

    逢いたいと書いてはならぬ月と書く池田澄子先週、合唱の話をし…

  3. 集いて別れのヨオーッと一本締め 雪か 池田澄子【季語=雪(冬)】

    集いて別れのヨオーッと一本締め 雪か池田澄子(『シリーズ自句自解Ⅰベスト1…

  4. 逢えぬなら思いぬ草紅葉にしゃがみ 池田澄子【季語=草紅葉(秋)】

    逢えぬなら思いぬ草紅葉にしゃがみ)池田澄子句集『此処』(2…

  5. 【連載】歳時記のトリセツ(8)/池田澄子さん

    【リレー連載】歳時記のトリセツ(8)/池田澄子さん今年2022年、…

  6. 椿咲くたびに逢いたくなっちゃだめ 池田澄子【季語=椿(春)】

  7. やがてわが真中を通る雪解川 正木ゆう子【季語=雪解川(春)】

  8. 生きるの大好き冬のはじめが春に似て 池田澄子【季語=初冬(冬)】

  9. 「野崎海芋のたべる歳時記」蒸し鶏の胡麻酢和え

  10. 【連載】もしあの俳人が歌人だったら Session#3

  11. 神保町に銀漢亭があったころ【第109回】川嶋ぱんだ

  12. 流しさうめん池田澄子を逃れくる 水内慶太【季語=冷素麺(夏)】

おすすめ記事

  1. 誰をおもひかくもやさしき雛の眉 加藤三七子【季語=雛(春)】
  2. 流星も入れてドロップ缶に蓋 今井聖【季語=流星(秋)】
  3. 【#22】鍛冶屋とセイウチ
  4. 春菊や料理教室みな男 仲谷あきら【季語=春菊(春)】
  5. 【結社推薦句】コンゲツノハイク【2023年6月分】

Pickup記事

  1. 「野崎海芋のたべる歳時記」鶏皮ポン酢
  2. ふところに四万六千日の風 深見けん二【季語=四万六千日(夏)】
  3. カルーセル一曲分の夏日陰  鳥井雪【季語=夏日陰(夏)】
  4. 足指に押さへ編む籠夏炉の辺 余村光世【季語=夏炉(夏)】
  5. 【連載】歳時記のトリセツ(16)/宮本佳世乃さん
PAGE TOP